お盆が終わり、海水浴客も一気に減り、穏やかな大瀬崎。あの喧騒や猛暑が終わり、ダイバーシーズンになり最高です。さて、海の中には、人気の生物が登場。ウラシマガイに入るミジンベニハゼのペア。
とにかくカワイイ。そしてダイバーに大人気。
どうも、貝の上下を動かしている人がいるようだが、止めましょう。ミジンベニハゼは巣の上部に卵を産むので、上下反対にすると卵が下になり砂などが被り、卵が死ぬ可能性があります。
次にサラサハタ。思ったより大きく、見た瞬間ビビる。以前見た4cmくらいのイメージがあったので、15cm弱の大きさは100mmマクロだと厳しかった。
ヒョコヒョコ泳ぎ、真横から撮るのが難しかった。いやー、イイ!真っ白でなく、くすんだ感じがまたイイ!
撮影していると顔つきが他のハタと違い、思わず見入る。顔がシャープ。
撮っている時は気づかなかったけど、唇まで模様入り。徹底してますな。
幼魚の時だけかもしれないが、基本は斜めに泳いでおり、捕食時は縦に泳いでいた。
捕食の瞬間は、早くて撮れず。ハタだけに何度も捕食していた。
珍しい魚は大人気で、これを見たくてダイバーが集まる。人気者は大変だ、スロトボ浴びまくったに違いない。
個人的にサラサハタを撮影できて満足だが、より珍しい瞬間を激写 サラサハタよりレアだわ!
みんなで砂の中を餌を探すヒメジの子ども達。
ヒメジ4種フレームイン!右からウミヒゴイ、タカサゴヒメジ、オジサン、オキナヒメジ(右下クツワハゼは無視してね)
安全停止中に、かなり粘って撮った。どうでも良い風景だが、平和な大瀬崎の浅場、何故か私の心に刺さった。
大瀬ではこの時期、南方系のヒメジも入ってくる。名前のインパクトで話題になるオジサン。それ以外のヒメジは雑魚扱いで誰も撮らない話さない。むしろ湾内で探餌のため砂を巻き上げる魚の集団ヒメジたちは、嫌いな魚ランクイン間違いなし。
上の写真の集団のボスは、大瀬崎をホームとする黄色のラインがあるウミヒゴイ。先頭を泳ぎ、みんなが追随していた。オジサンは落ち着かず、よく離れて泳ぐが、我に返ると集団に戻る。タカサゴヒメジは一番小柄だからか、ウミヒゴイに常にくっついて泳いでいた。オキナヒメジは付かず離れず。
みんなちがって、みんないい。
けど、やっぱり仲間が落ち着くんだね、ヒメジ君たち。