大瀬崎 浮遊系205

ユキフリソデウオ 大瀬崎 深海魚 リュウグウノツカイ

「浮遊系」

浮遊系とは、ここ数年、大瀬崎の常連の中では普通に会話の中に出てくる言葉だ。この浮遊系とは、クラゲやサルバなどは勿論、深海魚の幼魚なども含まれ、普通では見れない、想像を超えた容姿をした生物たちの事の総称だ。阿部さんの美しい浮遊生物図鑑、峯水さんの日本クラゲ大図鑑やBLACK  WATER DIVEなどの影響で急速にダイバーに浸透されている。

2018年2月4日に、この浮遊系が多く湾内に出現し、現地のガイドの言葉では「激アツ!」な状態になった。新兵器INON社の新しいストロボZ330が咆哮する機会がやっと来たぞ!

*写真はすべて、以下の機材を使用しております。

カメラ CANON 5DMARKⅡ

レンズ CANON  EF8-15mm F4L FISHEYE USM

ハウジング アンティス NEXUS 5DMARKⅡ

ストロボ INON Z330×2

アーム INON カーボン伸縮アームMサイズ×2

 

サムクラゲ 大瀬崎 湾内 浮遊系 Z330 イノン

ここ最近よく出ているサムクラゲ。触手がとても長く、しかもわかりにくい。

 

サムクラゲ 食事 クラゲ サルパ 大瀬崎 伊豆半島 Z330

サルパなども触手で捕え、食べていると思われる。

 

大瀬崎 湾内 サムクラゲ 浮遊生物 深海魚 クラゲウオやエボダイなどが触手に隠れる。寄っていくと、クラゲの影に逃げるので、フィッシュアイレンズだとこの距離が限界。

 

サムクラゲ EF8-15FISHEYE CANON 大瀬崎 湾内サムクラゲを撮影するダイバー。この日は、湾内の浅場を徘徊する玄人ダイバーが多かった。

 

バレンクラゲ 生態 CANON 大瀬崎 この日はバレンクラゲも多くいました。INONZ330は、透明度の良い浅場で、真昼間の逆光の状況でも半透明のクラゲも色も出せる。この凄さ、分かってくれるかなー。本当の良いストロボだ。撮影データは、ISO100 F16 S1/250

ISO感度も上げず、絞りも16、シャッター速度も同調ギリの1/250 ガイドナンバーがデカいストロボは必要ないと思っていたけど、大光量 大賛成です!もっと増やして増やして!!!

 

エボシクラゲ 大瀬崎 湾内 生態 浮遊系 浮遊生物エボシクラゲも多かった。脳みそ?梅干し?みたいなのがあり、ちょっと可愛い。ウミノミも一緒に旅してた。このフィッシュアイレンズは本当によく寄れて、小さな生物もしっかり撮れる。クラゲの大きさは2cm程。

 

ユキフリソデウオ 大瀬崎 深海魚 リュウグウノツカイ水中で初めて見たユキフリソデウオ。2週間程前に、ミズウオのお腹の中を捌いた時にもいた。ここ最近の大瀬崎は、本当色々な生物が出ていて凄い。珍しい生物に会うのがダイビングの楽しさすべてではないが、やっぱり、色々な生物に出会いたいよね。私の考えでは、海ってどこも個性があって、どの海も面白いと思っています。しかし、ここ大瀬崎は、ちょっと規格外ですね。日本一深い駿河湾、世界三大暖流の一つ黒潮、日本一高い富士山の湧水がでる柿田川湧水、日本で三番目の雨量を誇る天城の雨水など、色々な要素が絡み、豊かな海の生物相を作り上げている。この「浮遊系」が出る日というのは、まったく読めず、多分だが深海流の影響が大きいのではないかと考えています。勿論、風や浅場の潮流も大きな影響はあるとは思いますが。大瀬崎では強い西風が続いた後の北東の風の時が良いと言われていましたが、ここ最近は、そのデータに関係なく浮遊系はやってきます。実際、この日は強い西風が吹き荒れていましたしね。前日もあまり風がないのに、浮遊系は入ってきてましたし。今後は深海流などのデータも参照できたら、面白いメカニズムが分かるかもしれませんね。あー、海って本当飽きないなー。