ここ数年、数が減っていたカラッパの仲間が、今年になって見かけるようになってきた。大瀬崎で見られるカラッパの仲間は、トラフカラッパとメガネカラッパの2大カラッパで、マルソデカラッパ、カラッパモドキはかなり稀です。マルコブカラッパ、ソデカラッパ、コブカラッパなども浅場の転石などの下に隠れているが、小さく見ごたえはない。写真のトラフカラッパは、かなり大きく甲幅は10cm程あり、かなり立派でした。
歩いている時にお腹に卵を抱えている事に気付くが、写真は撮らせてくれなかった。
かっこいいので、背中側を撮影。フォルムが良いね!
横からも。隙間の毛が良い!
ef50mm f2.5コンパクトマクロで撮影 このレンズすでに製造販売されていない。かなり古いレンズで、マクロなのに等倍撮影できず倍率は0.5倍。オートフォーカスにするとジーコジーコと音を立ててうるさい(笑) 描写は悪くなく、往年のサッカー名選手ジーコになぞらえ、このレンズをジーコと私は呼んでいる。インナーフォーカスでないので、めちゃ繰り出すし、フルタイムマニュアルフォーカスではないので、潜る前にAFかMFに決めないといけない。AFは使い物にならないので、もちろんMF。
春は、カエルアンコウ幼魚が多く出てくるシーズン。ナイトダイビングだと、よく見つかるけど、昼間は海藻に隠れており、ダイバーに蹴られるのかよく動く。要塞化して、ダイバーが蹴らないようにしている事が多い。本当は、自然が一番なんだけどね。
ef100mm f2.8l macro is usmに2倍テレコンを付けて、外付けでイノンのクローズアップレンズUCL-90 M67で撮影。絞りはf8 ほぼピントねー。
今は、イノンの光学性能の良いクローズアップレンズがあるので、水中でポートの先にカポってつけられて、極小の生物にも臨機応変に対応できる良い時代。マクロ好きなら絶対持っていた方が良いレンズです。もう少し倍率の高いUCL-67 M67もある。他の人と違う写真撮りたい、ハイアマチュアならチョーお勧めだけど、マニュアルフォーカス使えない人におすすめできず。理由は、倍率が高すぎてAFだと被写体をファインダーで捉えることも難しく、被写界深度が極端に狭いので、フォーカスも行ったり来たりするから。ただ使いこなせれば、ゆるふわ半端ない写真撮れる。上の写真はふわー過ぎ(笑)
テレコンのメリットは、倍率が高くなるのは勿論だが、フォーカスが無限遠になる事。クローズアップは、フォーカスがレンズ前の数センチのみ。これ知らない人多い。テレコンのデメリットは2倍テレコンの場合、絞りが2段暗くなる。使っている100MMマクロは開放f2.8だからテレコン装着するとf5.6が開放値となる。陸上だとかなりデメリットを感じると思うけど、水中はストロボを使うのが普通なので、あまりデメリットにならず。
今のデジタルカメラは高画素なので、わざわざ拡大する意味なんてねーだろ!って意見は、ごもっとも。プロは、後でトリミングできるように少し引いて撮る。私はアマチュアなので、色々な器材使って撮影を愉しむ!あっ、動画は販売しているので、お問合せください(笑)よろしくお願いいたします。
これも、上と同じシステムで撮影した写真。正直、もっと寄れる。このヨコエビの大きさは多分2~3MMくらい、ちっちぇー!ファインダーで捉えることで8割仕事は終わっている(笑) こういう自己満写真は、あとでトリミング効率主義派には撮れないだろ!って無闇に主張してみる。覗いている時が楽しんだよねー(笑)器材の事でお悩みなら店頭にてご相談ください。メールでは受けておりません。
最後に、私は海に潜るときにビニール系ゴミがあれば無理がない範囲で拾っている。基本1ダイブで1つのゴミを拾う、1Dive 1Trash運動を秘かに行っている。継続は力なりだ。
ここ数日、水中で拾ったゴミである。オレンジのは魚肉ソーセージ、黄色はタンクに充填済みシール。多分これダイバーが出したと思わるゴミである。魚肉の餌付けは基本しないほうが良い。結構インストラクターでもやっている人多い。ここで言いたいのは、餌付け禁止論議ではく、ゴミくらい片付けてほしいということだ。餌付けして、ビニールゴミをポイって。悪意はないかもしれないが、よく考えてほしい。
あなたも参加しませんか?1Dive 1Trash運動。ゴミを拾って世界をキレイにしようなんて美談で終わらしたくないです。拾えばあなたの行動が変わる、子供や孫に伝え、いつか世界は変わる。怒りでなく、気持ちよく過ごすための運動で将来美しい自然が待っているという期待です。
私が大好きな言葉があり、いつも心の中にあります。
自然は、先祖から譲りうけたものでなく、子孫から借りているものだ。
アメリカ先住民ナバホ族の言葉
もし、あなたの心に刺さったら、忘れないでください。