今年の秋は、過去最低の透明度が続いていたが、11月に入り透明度が良くなり、不思議な浮遊系が入ってきた。他の季節でも黒潮が入ってくるが、何故か春と秋だけ浮遊系が入ってくる。浮遊系図鑑や書籍の撮影のためにプロが通いこんでいた青海島も春と秋が良いらしい。んー、何故だろー。通常、浮遊系が入ってきても1週間もフィーバーが続けばいい方で、短い場合は1日だけで終わる時もある。が、しかし今秋は、冬型の気圧配置にならず、そよそよ東風が拭き、湾内に入ってきた浮遊系が留まったようで、フィーバーは2週間程続いた。海と地形と、潮と風が良い具合に奇跡を起こし続けた感じ。今秋は、本当に凄かったので、ちょっとだけ紹介を
毎回入ってくるクラゲは違うのだが、今年はヨウラククラゲ大流行!ナイトで見ると触手かなり伸ばしている。写真では少しだけ映ってますね。
浮遊系の探し方をよく聞かれるのですが、プロからも聞いた技もあるので、すべては教えられませんが、我流ならちょっとだけ
メジナやスズメダイがパクパクしている所は、潮だまり。こういう所は怪しい
潮だまりにはクラゲが溜まっており、クラゲに擬態するように浮遊系も隠れている事が多い。
フリソデウオを見たときも、クラゲに擬態しているなーって強く思いました。ちょっと離れると見分けがつかなくなり焦る。で、何かパクパク食べているんですね。潮だまりには、クラゲだけでなく、プランクトンなども多いので、隠れながら捕食している感じですね、ハナオコゼと同じ戦法使ってますな。
続きはPartⅡで!
*一生懸命探したり、撮影に夢中になり、大瀬崎の潜水エリアを超えるような事がないようお願いいたします。